お笑い芸人として有名な「おしどりマコ」さんは、2019年の参議院選挙から立憲民主党比例代表区候補者として出馬しましたが、惜しくも落選。
こちらの記事ではそんなおしどりマコ氏が何故参議院選挙で落選となってしまったのか、彼女のこれまでの経歴プロフィールや主張などについて見ていきたいと思います。
参議院選挙2019での開票結果に至るまでの当選落選予想についても考察してみました。
参議院選挙2019でのおしどりマコ氏の投開票の結果
おしどりマコ氏は29,000弱の票を獲得するも残念ながら落選となりました。
参議院選挙2019では多くのタレント・有名人が立候補しましたが、立憲民主党では須藤元気氏のみが当選となり、熾烈な有名人候補者争いでした。
| 結果 | 得票数 | 氏名 | 年齢 | 性別 | 党派 | 新旧 | 主な肩書き |
| 当 | 157848 | 岸 真紀子 | 43 | 女 | 立憲 | 新 | 岩見沢市役所職員 |
| 当 | 148309 | 水岡 俊一 | 63 | 男 | 立憲 | 元 | 元参院議員(2期) |
| 当 | 144751 | 小沢 雅仁 | 53 | 男 | 立憲 | 新 | 日本郵政グループ労働組合中央副執行委員長 |
| 当 | 143472 | 吉川 沙織 | 42 | 女 | 立憲 | 現 | 参院議員(2期) |
| 当 | 104339.413 | 森屋 隆 | 52 | 男 | 立憲 | 新 | 私鉄総連 交通対策局長 |
| 当 | 94702 | 川田 龍平 | 43 | 男 | 立憲 | 現 | 参院議員(2期) |
| 当 | 73799 | 石川 大我 | 45 | 男 | 立憲 | 新 | 元豊島区議、参院議員秘書 |
| 当 | 73787 | 須藤 元気 | 41 | 男 | 立憲 | 新 | 元格闘家、元アーティスト |
| 50415.298 | 市井 紗耶香 | 35 | 女 | 立憲 | 新 | タレント | |
| 32024 | 奥村 政佳 | 41 | 男 | 立憲 | 新 | アーティスト、気象予報士 | |
| 31683.757 | 若林 智子 | 57 | 女 | 立憲 | 新 | 元神奈川県議、元横浜市議 | |
| 29072 | おしどりマコ | 44 | 女 | 立憲 | 新 | 芸人、記者 | |
| 28919.215 | 藤田 幸久 | 69 | 男 | 立憲 | 現 | 参院議員(2期) | |
| 23002 | 斉藤 里恵 | 35 | 女 | 立憲 | 新 | 元北区議 | |
| 20200.177 | 佐藤 香 | 51 | 女 | 立憲 | 新 | NPO法人理事 | |
| 13422.369 | 中村 起子 | 54 | 女 | 立憲 | 新 | 会社社長 | |
| 11991 | 今泉 真緒 | 40 | 女 | 立憲 | 新 | 展示プランナー、デザイナー | |
| 10140 | 小俣 一平 | 67 | 男 | 立憲 | 新 | ルポライター、作家 | |
| 9483.26 | 白沢 みき | 52 | 女 | 立憲 | 新 | フリーアナウンサー | |
| 9008.343 | 真野 哲 | 58 | 男 | 立憲 | 新 | 会社社長 | |
| 5115 | 塩見 俊次 | 70 | 男 | 立憲 | 新 | 医師 | |
| 4529.113 | 深貝 亨 | 65 | 男 | 立憲 | 新 | 行政書士 |
おしどりマコ氏の経歴プロフィールと掲げる政策や主張
- 名前:おしどりマコ(本名 吉岡雅子)
- 現年齢:44
- 性別:女
- 党派:立憲民主党
- 肩書:お笑い芸人
- 学歴:鳥取大学医学部中退
- 職歴:チンドン屋、お笑い芸人「おしどり」(ツッコミとアコーディオン担当、相方はケン)
神戸市出身。鳥取大学医学部に進学したものの、阪神淡路大震災のために帰郷し、「医学では人は救えない。お笑いこそ人を癒せる」と考え大学を中退し、東西屋ちんどん通信社に入門します。
その後アコーディオンの流しを経て横山ホットブラザースに弟子入りし、相方のケンと2003年に夫婦漫才「おしどり」を結成し、同年M1グランプリ準決勝に進出しました。
その後2011年東日本大震災の東電の原発対応に不信を感じ、独自の取材活動を開始しました。
東電の原発対応、被ばく影響などについて批判的な情報発信を続けた後、政界進出を考え、2018年9月に早くもこの参院選に出馬することを表明しています。
【主な公約・政策主張】
おしどりマコ氏の政策は、以下の通りです(自身のHPからの引用)。
『・脱原発!』
『・脱被ばく!』
『・脱情報改ざん!』
『・脱情報隠ぺい!』
『・脱無関心!』
『ちゃんと情報が与えられて、一人一人が考える機会を持ち、あらゆる選択の自由がある、それがフェアな社会だと思います。
私は調べたい。知りたい。そして必要なあらゆる選択肢を作りたい。そういう方々をたくさん増やしたい。
自分で考えること行動することは面倒だけど、だれか任せにせず、私たちの社会は私たちみんなで作っていきたいのです。』
脱原発一本、ワンイシュー型の政治家としてこの選挙を戦っていました。
参院選2019開票結果前でのおしどりマコ氏の当落予想を考察
当サイト見解による参議院選挙2019投開票前までのおしどりマコ氏の当落予想は以下の通りでした。
おしどりマコ氏の当選確率は極めて低く、30%以下ではないかと考えます。
理由は以下の通りです。
1)お笑い芸人としての実績が少なく知名度が低い。16年前のM1グランプリ準決勝進出だけでは苦しく、TVなどマスコミへの露出も少ない
2)反原発活動家としての知名度はあるものの、情報発信の内容に真偽が疑われる内容も多く、批判を浴びていてアンチも多い
3)芸人を売りにするなら大阪等関西の選挙区、反原発の主張なら福島か福井の選挙区から出た方が選挙戦を優位に戦えるが、比例全国区では他の知名度の高い候補の中に埋もれてしまう可能性が高い。
知名度の低さ、候補者自身の信頼、選挙戦術の問題から、きわめて厳しい選挙戦になることが予想されます。
総括
結果として落選してしまったおしどりマコ氏。次回の衆議院選挙や参議院選挙でも出馬されるかもしれませんので頑張ってほしいですね。
おしどりマコ氏のことを調べていくと、お笑い芸人としての活動より、反原発運動のジャーナリスティックな活動の方が目立ちます。
一般の人からすれば「おしどりマコ お笑い芸人」という候補者プロフィールを見て、「誰?」と感じる人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
「おしどりマコ」という一般的知名度は極めて低い状況の中、立憲民主党としては、共産党やれいわ新選組などに流れがちな「反原発票」を取り込んで、党としての得票数を伸ばす目的でおしどりマコ氏を公認候補としたのではないか、などと考えてしまいますが、議席が獲得できるほどの個人票を集められるかどうかは、疑問符を付けざるを得ませんでした。